2011年09月12日

日本民藝夏期学校 倉敷会場 その2

二日目です。
たいした報告でもないのに、小出しにしてすみません。

○講義「郷原漆器・備中漆の復興」(高山雅之)
岡山県の重要無形民俗文化財に指定されてる「郷原漆器」。600年の歴史を持ちながら、昭和20年に衰退してしまいます。平成に入り、講師の高山さんらの努力で復興。一度途絶えてしまったものを復活されるには、どれだけエネルギーが必要とすることか。とても良い講演でした。

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そのあと、工房見学の予定でしたが台風上陸となったため中止。急きょ、倉敷ガラスの小谷さんの講演で皆さん大喜び。
○講演「倉敷ガラス 小谷真三」
昭和45年に撮られた「ガラスを吹く」という映像を観た後、小谷さんのお話。
小谷さんが苦労して、四苦八苦しながら、たった一人でコップを吹いたことは知られていますが、その陰にはたくさんの方々の支えがあったから、決して一人でつくったわけではないと語られたのが印象的で、かっこよかったです。


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posted by べにや at 19:40| 民藝 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする