本日は北原さんの代表作である「厨子」を紹介いたします。
金閣寺修復工事漆工部主任として京都に長期滞在していたころ、お寺の形からヒントを得てつくられた「厨子」。
きっちりした形でしか作れない、という職人気質の久さんですが、確かな仕事でとてもフォルムがうつくしいです。このような厨子を作っている作り手があまりいなかったため、当初はかなり反響があったとのこと。
女性に好まれるのは朱。男性は木地呂か黒漆の厨子に仏像を入れられる方が多いです。
久さんと進さん、お二人の厨子が出品されています↓。
○朱八角厨子(中)(径27cmX高さ33cm 336,000円)
○朱角厨子(22cmX22X高さ36cm 210,000円)
○黒呂厨子(23cmX15cmX高さ32cm 210,000円)
○拭漆八角厨子(径40cmX高さ48cm 462,000円)
9月23日(金)〜10月2日(日)水曜定休 最終日は4時まで
木曽 北原 久・進 漆芸展