2012年01月13日

雑誌『民藝』最新号

現在、駒場の日本民藝館では、「スリップウェアと西洋工芸」展が開催されています。
スリップウェアとは、化粧土(SLIP)を用いて文様を描き、表面にはガレナ釉などを掛け、低火度で焼成する焼物の総称です(『民藝』から)。展示会では、18世紀中頃から19世紀末につくられ、オーブン料理などに使われた美しい実用品のスリップウェアを観ることができます。貴重な機会ですので、是非お出掛けください。


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http://www.mingeikan.or.jp/

さて、今月の雑誌『民藝』の特集はその「英国のスリップウェア」になります。
わかりやすくて、おもしろく一気に読んでしまいました。展覧会の図録代わりにうれしい一冊です。


○『民藝』2012年1月号(日本民藝協会発行 850円)

○挿絵小解(柳宗悦)
○化粧陶器(河井ェ次郎)
○スリップウェア(月森俊文)
○図版解説など


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posted by べにや at 20:57| 民藝 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする