大展示場では、蓑やバンドリといった東北の工芸品とともに、棟方志功の代表作の一つ「東北経鬼門譜」をみることができます。故郷である貧寒の東北を想い、強い祈りが込められた感動的な大作です。
6月10日までの展示となっていますので、是非是非、足をお運びください。
さて、先月号になってしまいますが、雑誌『民藝』4月号では「棟方志功と東北」が特集されています。
とっても面白く、読み応えのある内容でしたのでおすすめしたいと思います。
○『民藝』2012年3月号(特集・東北の民家・民藝、日本民藝協会発行 850円)
主な内容
・棟方に学ぶ(濱田庄司)
・東北鬼門譜・昭和十二年(棟方志功)
・花深処無行跡─棟方志功の東北への想い─ (石井頼子)
・「善知鳥」解説と台本