2012年07月08日

「木喰のうた」森貘郎 板画展 予告

次回の展示会は、
「木喰のうた」森貘郎 板画展 です。
森さんが彫り、摺り上げた「木喰仏板画」約30点を展示販売いたします。
↓文章は、長野県千曲市にある杏の里板画館で開催された森さんの木喰萬板仏展のチラシから。

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○木喰五行上人は江戸中期の人。山梨県の山奥の村に生まれた。江戸に奉公に出て、やがて木食戒を受けたのは四十五才の頃。その後の半生を五穀(米、麦、粟、稗、黍など)を断ち精進し、諸国の寺々をめぐり経を納め、木の仏を彫り、お堂を建て、歌を詠み、仏道修行の旅を続けた。今から二百年前に九十一才で入定。

○木喰仏を「微笑仏」と呼んだのは、日本民芸運動の創始者である柳宗悦。大正時代末に調査研究し木喰仏を世に出しました。いまでは「円空仏」と共に「木喰仏」は江戸時代を代表する仏教美術として評価されています。
 微笑仏は「拈華微笑」の、言わず語らずの仏さま。たかが、こっぱ仏―されどこっぱ仏。民芸運動のシンボルです。

○木喰とは、上人とか聖人と呼ばれた「非僧非俗」の求道者であり、いわば社会の底辺や辺境の地に生きる人々に「仏法」を伝え広めた、聖(ひじり)や行者。
 寺もなく僧侶にも縁のない貧しい人々の「おくりびと」であり「みとりびと」ではなかったか。

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「木喰のうた」 森貘郎 板画展 
2012年7月14日(土)〜7月22日(日) 水曜定休
作者在廊日 14日、15日、16日、21日、22日
木喰さんのうたに心魅かれて板画に彫りました。
「微笑仏」千体を彫った木喰さんの心のうたで「微苦笑歌」です。
森 貘郎

7月15日(日)18:00より、森さんと尾久彰三さん(元・日本民藝館学芸部長)によるギャラリートークを開催いたします。
posted by べにや at 19:04| 展示会(その他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする