まずは9月号。特集は「熊本の石橋と石工の仕事」です。
熊本には、江戸後期につくられた見事な石橋が数多く現存しています。それらは藩による援助ではなく、村長や農民たちの限られた資金でつくられたそうです。
主な読み物は、
○石橋ができるまで
○写真家・萱野勝美と熊本の石橋 肥後の石工(萱野健太郎)
○工藝きくち 菊池典男さんとめぐる熊本県の石橋
○熊本の代表的な石橋
○熊本石橋取材
など
細かく丁寧でわかりやすい構成になっており、石橋の魅力が伝わります。また、写真家の萱野勝美さんによる美しい写真も後押しして、実物を観にいきたくなりました。是非、お読みください。
○『民藝』2013年6月号(日本民藝協会発行 850円)